車の買取査定は意外と面倒です。
何が面倒か？
買取業者の中には非常に面倒な会社が存在します。
何も知らないまま査定に行くと、非常に安く買い叩かれたり、トラブルになったりする可能性があります。
買取査定に行く際に、最低限知っておいたほうが良いと思われる注意点をまとめました。
車を売る際の注意点
評判を調べる
今回私は車を買い替えるにあたって、いくつかの買取業者で査定をしてもらいました。
実際の店舗に出向いて査定をしてもらったわけですが、その中に非常に面倒な会社が複数ありました。名前は出しませんが、大手の買い取り業者です。
それらの会社について調べてみると、いろいろと悪い噂が出てきます。もちろん全てを鵜呑みにすることもないですが、実際の事例と思われることも多くありました。私が実際に行ってみて感じたことと重なる部分も多かったです。
査定をしに行っているのに、金額をなかなか出さなかったり、何回も断ってるのにしつこく食い下がってきたりと。店を後にするのに、かなり時間を要する業者もありました。
査定に行く際は、あらかじめどのような会社か調べておき、面倒な会社もあるということを頭に入れてから行くべきです。
契約後にトラブルになるケースもあるようです。実際に起きたトラブルなど、気をつけるべき点を頭に入れてから査定に行くべきでしょう。
１社目で決めない
買取店を訪問する際は、１社目で決めるのはやめておくのが無難です。
買い取り店というのは、できるだけ安く車を買い取りたいと思っています。たとえば買取相場が100万円の車でも30万円で買い取れれば大成功なわけです。買取相場が100万円だからといって、どこの店も100万円前後の査定額になるわけではありません。
相場が100万円なのに50万円しか値段がつきません、と言われる可能性も十分あります。
複数の店舗で金額を出してもらい、相場をしっかり把握して、安く買い叩かれることのないように注意すべきです。
期間に余裕を持つ
実際に車を手放すまでの日にちに余裕をもって査定をしてもらうことも大切でしょう。
その場で執拗に即決を求めてくる業者もあります。期間に余裕がないとどうしても焦って売ってしまいがちです。
「今が一番いい時期で、先に延ばすと査定額が下がります」このようなことは一年中言われることだと思いましょう。
特に、契約前に車を渡してしまうといった行為は絶対に避けるべきです。トラブルの元になります。
車自体の査定額とその他の金額
これは主にリサイクル料金についてなのですが、車自体の査定額とその他の金額を分けて把握しておくことも必要です。
2005年以降に登録された車には、それぞれリサイクル券というものが付いています。これは廃車にする際のリサイクル費用の一部を車の購入者が負担しているもので、廃車にするのでなければ、車を手放す際にその金額は返還されます。
普通車であれば7000円～１万8000円といったところです。
たとえばほとんど値段のつかない車で、査定額が３万円と言われたとします。実はその査定額の大半がリサイクル料金だった、ということもあり得ます。
契約後の金額変更がないか確認する
契約後に「実際に車を運転してみたら不具合が見つかった」「よく確認したら新しい傷が見つかった」などと言って、査定額の減額をしようとしてくる場合があるようです。
実際の車を見て査定をしてもらっているわけですから、後で不具合が見つかったなら、それは査定した側のミスです。
そのような要求には応じない姿勢が必要です。契約前に後々金額が変更になることがないか、しっかり確認しておくべきでしょう。
一括査定も実は大変
最近は車買取の一括査定というものがあります。
ネットなどで一括査定に申し込むと、いくつかの買取業者が自宅を訪問して査定をしてくれます。楽なようにも思えますが、実は非常に大変です。
まず申し込んだ直後から電話がたくさんかかってきます。相手は必死ですのでしつこくかかってきます。
なんとか時間をずらして予定を組んだとします。上に挙げたように、非常に面倒な営業マンが来ることもあります。買取査定で実際に営業マンと交渉したことがある人なら、考えるだけで嫌だと思います。しつこく食い下がられるのが目に見えています。
なかなか帰ってくれない、言った言わないの話になる、そんな事もよくあるようです。
車の売却が初めてという方に、一括査定はあまりオススメできません。
ただ、買取業者を何件も訪問して査定をしてもらうのもなかなか大変なので、すばやく済ませたいという方はこちらの一括査定を利用されると良いと思います。
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ここであれば
- 営業電話がかかってこない
- 査定は自宅かガソリンスタンドで一度だけ
- 個人情報が流れない
なので、安心だと思います。
面倒な営業マンの相手をさせられることもないでしょう。
まとめ
査定をしてもらう際は、とにかく面倒な会社があるということを頭に入れておくべきです。「大手だから安心」「建物がきれいだからちゃんとしてそう」こんな先入観は捨てましょう。
断る所はしっかり断って、売却後に後悔することの無いように注意していただければと思います。