スバル新型XV1.6リッター納車直後の違和感

先日、納車された我が家のスバル新型XVですが、ちょっと違和感を感じる部分があります。

1.6リッターのモデルなのですが、CVTのフィーリングがよくありません。試乗車ではあまり感じなかったと思うのですが、低速でもたつきがあります。

ネットなどでは言われていたことだったので、やっぱり2.0にしておけば良かったかと、ちょっと後悔したのですが、納車後の数日でかなり改善された気がします。

その内容についてです。

新型XV1.6の問題点

違和感を感じる部分ですが、低速（20キロ～30キロぐらい）から再加速しようとした際のもたつきです。ゼロから一気に加速する際は問題ないのですが、一旦アクセルを戻して再度加速しようとした時に反応が悪いことがあります。

マニュアル車で言うと、４速あたりに入れて20キロぐらいで走行しているような感覚です。さらに踏み込むと一気に加速するのですが、どうしても遅れが生じるのでストレスを感じます。

前の車がのんびり走る車だったりすると、ゼロから加速する場合でも、途中でもたついたりします。普通のT字路などで、ゆっくりカーブしてから加速しようとした時ですら、反応の悪い時がありました。

正直この段階では、1.6リッターのモデルを買ったことを後悔しました。

「初めてのCVTだからそのせいだな」なんて自分に言い聞かせていましたが、明らかにそのせいだけではありません。

しかし翌日、車に乗ってみると、不思議なことに納車初日とCVTの感じが違います。慣れただけかな？とも思ったのですが、走れば走るほど初日との違いを感じます。

私も２０年は車に乗っていますし、乗った車種も数十種類にはなると思います。さすがに気のせいではないハズです。明らかにもたつきが改善されています。

少し踏んだだけで、加速がついてきてくれる場面が確実に増えていました。

どういうことなのかと思い調べてみると、どうやらECU（車載コンピューター）の影響のようです。

最近のECUはいろいろと学習するそうですね。ドライバーのクセなどを学習して、制御内容を変化させているようです。詳しい内容はわかりませんが、初日と２日目の違いは、ECUの学習の効果ということのようです。

ECUは今後も学習を続けてくれるようなので、どのように変化していくのか楽しみです。

それから、いろいろと調べている時に「アクセルペコペコ」なる言葉を見つけました。

これはスバル車特有の方法らしいのですが、車載コンピューターに、アクセルの幅、アクセルを全開にした時の状況を学習させるのために行う対策のようなものだそうです。

納車直後はあまりアクセルを踏み込まない方が多いでしょうし、コンピューターがアクセルの幅を勘違いする、という言い方で正しいかはわかりませんが、その影響で低速でのもたつきが見られることがあるようです。

どこまで正しいのかはわかりませんが、この方法で改善したという人も多くいるようです。

ということで私も試してみました。詳しいやり方ですが、

この様に行うそうです。

実際にアクセルペコペコをやってみた結果なのですが、効果はありました。

効果をしっかり把握するために、２時間ほどドライブしてからアクセルペコペコをやってみたので間違いないと思います。

正直に言いまして、やる前は疑ってました。効果があったという人もいましたが「そんなものはただの儀式に過ぎない」という人もいたので、効果があればラッキーぐらいの気持ちでした。

しかし効果は確実にあると思います。低速からの再加速時に、エンジンの回転が付いてこない場面が減りました。反応は確実に良くなっていると思います。

ただし100％解消されたかというと、そこまでとも思いません。若干もたつきを感じる場面もまだあります。しかしこれは私が初めてのCVT車なので、その影響もあるのかと思います。CVTに慣れている人であれば、違和感を感じない範囲かもしれません。

※追記　アクセルペコペコの効果は一時的です。2時間も渋滞にハマれば元に戻る気がします。

納車初日はどうなることかと思ったのですが、かなり感触が良くなりました。

XVに関しては、CVTのフィーリング以外はとくに不満はないので、そこだけが気になっていたのですがかなり改善されて安心しました。納車して一週間ほど経ちましたが、慣れたせいもあるのか、ほとんど気にならなくなりました。

新型XVの1.6リッターを検討されている方で、この点を不安視されている方もいるかと思います。ここは主観も入るので断言はできませんが、私は心配しなくてもよいと思います。

ただし個人差がある部分だと思いますので、試乗をされる際は、CVTの感触に注意して試乗されると良いと思います。