先日、甥っ子から「自転車がパンクしたので修理してくれ」との依頼がありました。私が以前使っていたものをあげた自転車なのですが、メンテナンスと呼ばれることは一切していないようだったので、しばらく預かって手入れをすることにしました。
錆びだらけのチェーン、位置がズレて片効きになっているブレーキ、ブレブレでブレーキに干渉してしまっているホイール。かなりヒドい状態でした。
全て直したのですが、とりあえず今回はチェーン交換の模様を。
クロスバイク チェーン交換
今回チェーン交換するのは、LIG-MOVEというクロスバイク風の自転車です。
以前に、ロード用のR500というホイールに交換して7速スプロケット化してあります。
交換前のチェーンの状態
交換前のチェーンの状態がこちらです。錆びてしまっていてオイルの気配がありません。
チェーン購入
チェーン購入してきました。
シマノのCN-HG40(6・7・8速用)。シマノのTourneyという7速のコンポが付いているので専用のシマノ製チェーンにしました。
ちなみにですが、コネクティングピンはひとつ付属しているので別途購入する必要はありません。
チェーン取り外し
チェーンを外していきます。
チェーンに差し込んで、時計回りにレバーを回していきます。久しぶりにやりましたが、やはり硬いですね。最初の部分かなり力が必要です。
外していくと、このような金属がポロッと外れます。
せっかくチェーンを外したので、ついでにプーリーの汚れもなんかも掃除しておくと良いと思います。
チェーンの長さを決める
次に新しく取り付けるチェーンの長さを決めていきます。
外したチェーンに長さを合わせてしまうのが簡単な方法です。ただし取り外したチェーンは伸びてしまっていることもあるので、チェーンの個数を合わせるのが正解です。
チェーン取り付け
チェーンを通していきます。
チェーンフックで固定してから、コネクティングピンがを差し込んでいきます。ここまでは手で簡単に差し込めます。
そこからチェーンカッターを使ってピンを押し込んで。
ピンの余分な部分をペンチで折って終了です。
ピンの押し込み過ぎには注意してください。両側から触ってみて、出っ張っている感触が同じぐらいなら問題ないでしょう。動きが渋くないかなども確認しておくと良いと思います。
まとめ
チェーン交換というと何となく難しそうに感じますが、やってみると非常に簡単です。長く乗るのであれば確実に必要なメンテナンスになるので、チェーンカッターお持ちでない方は、ひとつ持っておくと良いと思います。
早速、試走してみましたが、かなりペダルが軽くなりました。チェーンのシャリシャリ音もなくなり快適です。