猫の脱走防止扉を設置してから、1年ほどが経過しました。
今回は、
- 実際に脱走防止扉を設置してみて猫の反応は?
- 一年使って耐久性はどうなのか?
このあたりについてです。
猫とチワワの反応
まずは、設置後に猫がどのような反応をしているかという点についてです。
我が家にはチワワもいるので、チワワの反応もついでに。
猫の反応
設置直後は、猫だけかなり必死で開けようとしていました。夜中に「ガシャンガシャン」と音がしている事がよくありました。
設置数日後に一度だけ強引に開けてしまったことがあります。かなり強く引っ張ったようで、支柱の向きが変わっていました。
この支柱が少し回っていて、壁と扉に隙間が出来てしまっていました。支柱はラブリコで固定しているので、それなりに強く固定してあったはずです。かなり強く引っぱったものと思われます。
もちろん対策をしないといけないので、家にあったこのような金具を取り付けました。
支柱と反対側の壁に取り付けて、猫が引っ張ろうとしても扉がこの金具に当たって動かない、そんな感じにしてあります。
この金具を付けてからは、すぐに諦めてくれました。「この扉は開かないものだ」と一度学習すると、チャレンジすることは無くなるようです。
ちなみに我が家で使っている固定金具はこちらです。
特に特徴もない引っ掛けるだけの金具ですが、なぜかこれは一度も開けてしまったことがありません。丸いドアノブでも器用に開けてしまうことがある猫なのですが、これは開かないものだと認識しているようです。
チワワの反応
チワワに関しては、初めから開けようとすることはほとんどありませんでした。
開けようとはせずに、ガリガリッと2回ぐらい引っかいて「開けてくれ」とアピールをする感じです。このアピールは今でも続いているので、扉に引っかき傷がけっこう出来てしまっています。
猫用に作った扉ですが、うちのチワワはチャイムが鳴ると吠えながら玄関まで走っていく子なので、その防止にも役立ってくれています。
一年後の状態
問題なく使えているか?
設置から一年経ちまして、問題なく使えているのか? という点ですが、ほとんど問題なく使えています。多少歪みがあるので、遠目に見ると歪みがわかってしまいますが、我が家の場合2階なので特に気にせず使っています。
開閉のスムーズさなども全く問題ありません。
扉の傷み
扉の傷みですが、傷はある程度あります。先程も言いましたが、チワワが開けてほしい時に引っかくので、下の方に集中的に傷ができています。
おそらく猫だけであれば、こんなに傷は付かないのではないかと思います。最近は猫が扉に触れることはほぼありません。
もっと傷みが目立つようになってきたら、茶色に塗装してみようかとも思っています。
扉の歪み
扉の歪みに関しては、一年後はこんな状態です。
こうして見るとけっこう歪んでしまっているのがわかります(扉の上部、支柱側です)。
どのくらい歪んでいるのか、扉の下、両端の床との隙間を測ってみました。12mmほど扉の先が下がってしまっています。
ただこの歪みは、徐々に酷くなっていくというよりは、最初の一ヶ月ぐらいである程度歪んで、その後はその状態をキープしているという感じだと思います。
直そうと思わないこともないのですが、使用上は全く問題ないので「気が向いたらやるかな」ぐらいにしか意欲がわきません。
まとめ
猫用に脱走防止扉を作って一年使ってみたわけですが、感想としては「制作はやや面倒だったけど、作って良かった」と思っています。
ストッパーを付けてからは勝手に開けてしまうことが無いので、色々な場面で役に立ってくれています。宅配便などで急に玄関を開けたい時に「慌てて猫を閉じ込める」という作業が必要なくなったのが一番楽になった点でしょうか。
留守にする際も、初めは心配でしたが今は安心して出かけられています。
この扉の問題点としては、やはり扉がやや歪んでしまうという点かと思います。使用上は問題ないのでそのまま放置しているわけですが、近いうちに何かしら対策を施して、遠目に見ても歪みがあまりわからないぐらいにしてみたいと思っています。
うまくいきましたらまた記事にします。