※ 猫の傷の画像を載せています。苦手な方はご注意ください。
先日、我が家の猫が久しぶりに脱走したと思ったら、傷をたくさん作って帰ってきました。
いつものあの猫とケンカしたようで、顔や首周りに多数の傷が。
特に深い傷もなさそうだったので、水洗いだけして様子を見ることにしたのですが、数日後、傷のひとつが腫れてきました。
病院へ連れて行ったのですが、なかなか完治せず長い闘いとなったのでその模様を。
症状
まず傷自体の状態ですが、7日目でこのような状態です。
初日に見た時はごく小さな傷だったと思うのですが、4日目か5日目ぐらいにだんだんと腫れてきて、6日目あたりでヤバイと確信しました。
盆休みと重なったこともあり、8日目に病院へ連れていきました。
治療法は?
傷が化膿してしまった場合の治療法ですが、重度の場合は切開して膿を出すことが多いようです。今回は、とりあえず抗生物質の注射を打って様子を見ることにしました。
2週間効果が持続する注射なのですが、飲み薬を1日2回ずつ2週間飲ませ続ける方法でも良いそうです。
毎日2回薬を飲ませられる自信がなかったので、割高ですが注射にしました。
お値段ですが、飲み薬の場合1回100円の1日200円で、2週間で2800円ほど。注射の場合は1回5000円程のようです。
傷の経過
注射から2日(10日目)
傷の経過を見ていきます。
注射をしてから2日後の状態がこちら。
少し傷が乾燥してきました。
注射から4日(12日目)
注射から4日目の画像です。
さらに傷が乾燥してきました。
ただし腫れはほとんど引いていないようでした。
注射から5日(13日目)
膿が出る
注射から5日目に、傷の部分から膿が出ました。
後ろ足で傷をイジった瞬間にドバっと膿が… ポタポタと10滴ぐらいは垂れてきたでしょうか。
焦ってたので画像はありません。猫もかなりびっくりしてました。
注射後6日~10日
膿が出た後にかさぶたが剥がれだしまして、3日ほどかけてかさぶたがほぼ全て取れました。
ただし傷が治って徐々に剥がれていったという感じではなく、自分の足で引っ掻いて剥がしてしまったものと思われます。
皮膚が少しエグれていて、赤みを帯びたジュクジュクした皮膚が見えてしまっています…
このあたりは傷がかなり痛そうなので、画像はやめておきます。
注射から11日(19日目)
注射から11日目の画像です。
まだ痛そうですが、ようやく表面が少し乾燥してきました。
初期の頃と比べると、傷自体も小さくなってきています。
注射後18日
注射後18日目。
かなり傷が乾燥してきて、快方へ向かっているのがわかります。
このあたりでようやく少し安心できました。
注射後21日(29日目)
2度目のケンカ
せっかく治りかけていたのですが、ここで再度ケンカをしてくれました。
傷があるので外に出したくなかったのですが、一晩中鳴き続けるので耐えきれずにリリースしてしまいました。
傷の一部を引っかかれたようで、陥没してまたジュクジュクしてしまっています。
痛そうなので、ここも画像はやめておきます。
注射後30日
注射後30日あたりの画像です。
少し良くなりましたが、まだあまり乾燥してくれません。
注射後40日
注射後40日目ぐらいの画像です。
この辺りでかなり良くなりました。
かさぶたになっては自分で引っかいて剥がしての繰り返しですが、だんだん傷が小さくなって治る速度も速くなっているようでした。
注射後45日
完全に傷が乾燥して、完治目前といった感じです。
ここまで来ると安心です。
まとめ
結局この後2週間ほどで毛が生えそろって完治となりました。ケガをしてからちょうど2ヶ月ぐらいかかっています。
病院へ連れて行った際は「注射の効果が切れる2週間後にはほとんど治っているんじゃないか」なんて思っていたのですが、非常に長い闘いになりました。傷が腫れてしまうと大変ですね。
やはり傷を化膿させないようにすることが大切です。そのためにはケンカをさせない、これに尽きるかと思います。
脱走に気をつけると共に、室内飼いでもストレスを感じない環境をもう一度しっかり作ってあげようと思いました。
みなさんもお気をつけください。