先日suaokiワイヤレスサイクルコンピューターを購入しました。
取り付けて何度か実走してみたので、良い点悪い点などまとめました。
suaokiワイヤレスサイコンの良い点
価格が安い
何といってもこのサイコンの1番のセールスポイントは、価格が安いということでしょう。
通販で3,000円もせずに購入できます。ワイヤレスでケイデンスまで計測できてこの値段は破格です。
ほかのメーカーと比較すると半値どころか、3分の1以下です。
実際に使ってみて問題がなければ、コストパフォーマンスが非常に高い商品だと言えるでしょう。
suaokiワイヤレスサイコンの問題点
説明書がわかりにくい
日本語の説明書が付いていますが、かなりわかりにくいです。
画像が少ないですし、日本語の文章もやや拙い表現が目立ちます。
特にサイコンを初めて購入されたという方は、レビューやサイトなどを参考に設定されたほうが良いでしょう。
センサーの取り付け位置がシビア
ケイデンスのセンサーなのですが、磁石とかなり近づけないと反応しません。
説明書では3mm~5mmとなっていますが、もう少し間隔をつめないと反応しません。
センサーの固定には注意が必要です。
バックライトが暗い
一応バックライト機能が付いていますが、ほとんど役に立ちません。
夜でも暗くてあまり見えません。しかも点灯させて3秒ほどで消灯します。
防水機能がない
防水機能がほぼありません。
雨天時の使用は出来ないと考えたほうが良いでしょう。
屋根のない屋外で保管する際も取り外しておく必要がありそうです。
表示までのタイムラグ
計測されてから表示されるまでのタイムラグがやや大きいです。
2秒ほど遅れて表示されるようです。
表示は2種類まで
画面上段はスピード表示で固定されています。
下段にはケイデンス・走行距離・時間などのうちひとつだけ表示可能です。
そのためケイデンスと走行距離を同時に表示したりすることが出来ません。
ケイデンスを表示すると、現在時刻が見られないのがやや不便。
消費カロリー・CO2削減量は当てにならない
消費カロリーとCO2削減量の数値はあまり正確ではないようです。
使う方は少ないかとも思いますが、このふたつの機能は期待しないほうが良いでしょう。
フレーム形状によっては磁石が干渉する
付属の磁石にやや厚みがあるので、スポークとフレームの間にある程度の間隔が必要です。
チェーンステーが内側に絞ってあるタイプのフレームだと干渉するかもしれません。
磁石だけ別の物に替える必要があるかもしれません。
見た目がやや安っぽい
見た目に高級感はありません。
本体のプラスチックが安っぽく見えます。
表示される文字もあまりキレイではなく、やや安っぽい印象です。
総評
上記のように細かく見れば不満な点はいろいろとあります。
しかしその不満な点をカバーするだけの値段の安さもあります。安いですが、スピードやケイデンスはわりと正確だと思います。
使用目的にもよりますが、取り付けさえ終わってしまえばそれなりに満足の出来る商品ではないかと思います。
初めてサイコンを購入される方や、距離・スピード・ケイデンスが計れれば良いという方に向いているサイコンかもしれません。
個人的にはかなり満足しています。
まだ耐久性がわかりませんが、わりとおすすめです。
※2019年12月 追記:購入から2年以上経ちますが、問題なく使えています。