最終予選 展望
先日のワールドカップアジア最終予選イラク戦で、日本代表は引き分けという結果に終わりました。
その結果、日本は出場を争う2チームに勝ち点1の差をつけてのグループ首位となっています。
ラスト2戦でその2チームと直接対決です。
報道に対する違和感
日本代表は追い込まれたのか?
連日のマスコミ報道を見ると、そのような報道が目立ちます。
なぜそうなるのか?
何か意図があるのでしょうか?
確かに上位対決を2試合残すのは日本だけです。
2試合とも引き分けなら、3位転落の可能性は十分あります。
しかしどうなんでしょうか?
直接叩けるチャンスが2試合残っていて、ひとつ勝てば出場決定です。
簡単とは言いませんが、そのぐらいの状況で追い込まれたは言い過ぎです。
不安を煽って盛り上げてたいだけなのでしょうか?
ブラジル・ワールドカップの時に、グループリーグ突破は間違いないなどと言っていたマスコミとはエライ違いです。
日本代表の現在地
日本代表がアジアの中でやや抜けた存在だった時代はかなり前に終わっています。
アジアの国々が強くなったなんて言う人もいますが、私はそうは思いません。
日本が弱くなっただけです。
今の実力を考えれば、ラスト2戦を前にグループ首位にいるだけで十分です。
しかも直接対決が残っているので、1試合勝てば出場できる。
上出来です。
点を取りにいけるのか
私が心配するのは、日本代表が攻撃的に行けるかどうかです。
先に点を与えたくないから、前半は守備的に、後半ラスト20分で勝負。
そんな消極的な戦術をとらないかが心配です。
特にオーストラリア戦が心配です。
引き分けでも可能性は残るので、無駄なバックパスを多用して引き分けに終わり「次勝てば出場できるので、そこに向けて切り替えていくしかない」。
そんな事を言っている香川選手の姿が容易に想像できます。
決して得点力のあるチームではないので、90分攻め続けて1点か2点取れるかどうかといったところだと思います。
守備的に入る余裕なんてありません。
最後に
とにかくライバルチームを叩くしかない。
しかも初戦はホームです。
勝てばワールドカップ出場決定!
負けると一転して出場が怪しくなる。
盛り上がること間違いなしです。
サポーターのみなさんには目一杯オーストラリアにプレッシャーをかけて頂きたいと思います。
けが人続出で苦しい戦いを強いられた日本代表ですが、幸い直接対決まで2ヶ月以上あるので、立て直すには十分な時間があります。
イラク戦は試合までの調整がどうだったのかなという部分もあるので、次回は良い準備をしてベストな状態で臨んでもらいたいと思います。
オーストラリア戦は、8月31日です。
期待しましょう。