前々から気になっていた、炊飯用の土鍋を購入しました。
私が買った土鍋は、<火にかけて沸騰して湯気が出始めたら火を止めて蒸らすだけ>という簡単調理の物です。購入前は「本当にそんな簡単な方法で美味しいご飯が炊けるのか?」とやや疑っている部分もありました。
がしかし、これが実際に炊いてみてビックリでした。非常に美味しく炊きあがります。1合だけでも全く問題ありません。
一人暮らしの方などにも超おすすめです。
簡単に炊ける土鍋ごはん
銀峯陶器(ぎんぽとうき) 菊花
私が購入したのはこちらです。
銀峯陶器というメーカーの萬古焼の菊花という土鍋(2合炊き)。お値段が2400円ほど。
(※直火専用です)
萬古焼(ばんこやき)というのは、三重県四日市市の無形文化財に登録されている陶磁器・焼物のひとつで、土鍋の国内シェアは8割を占めているそうです。
今回購入した菊花という土鍋の特徴は、蓋が2枚という点です。2重に蓋をした状態でご飯を炊きます。蓋が2重になっていることでどのような効果を生むのかはわかりませんが、吹きこぼれもなく非常に簡単にご飯がたけます。
ご飯の炊き方
ご飯の炊き方は、
- 米を研いで30分ほど水に浸す
- 中火から強火で沸騰するまで火にかける(10分前後)
- 湯気が勢いよく出始めたら火を止める
- 20分蒸らす
これだけです。
火にかける時間が10分程度というのがとても便利な点です。普通の土鍋だと火にかける時間がもっと長いので、気にして見ていなければいけないのですが、10分程度なので楽ちんです。
米を研いで水に浸す作業だけ先にやっておけば、30分で美味しいご飯が炊きあがります。
土鍋ご飯の味
実際に炊いたご飯の様子です。
伝わるでしょうか?
直接見るととてもツヤがあります。一見やや水っぽい炊きあがりなんじゃないかと思うぐらいなのですが、食べてみると一粒一粒がしっかりしていて非常に美味です。外はツルッと中はふんわりといった感じでしょうか。
私は基本的にご飯の炊き加減にはうるさい方だと思います。レトルトのご飯は食べる気がしないですし、冷凍してチンしたご飯も嫌いです。
そんな私ですが、この土鍋で炊いたご飯には文句ありません。
炊飯ジャーでご飯を炊いていた今までの人生は何だったのか?と思うぐらいです。
後片付け
炊いた後に後片付けが面倒だったりすると考えものですが、洗うのもわりと簡単です。
炊き加減にもよりますが、ご飯をよそう段階で米粒があまり残りません。しゃもじでスルッと取れてしまう感じです。多少は残りますが、水に浸け置きなどしなくてもスポンジで少しこすれば落とせます。保温力もかなりあるので、長時間放置しなければ固くなってこびり付くこともないと思います。
耐久性は?
土鍋だとどうしても割れてしまわないか心配ですが、この商品に関してはあまり心配する必要は無さそうです。
実物はかなりしっかりした作りですし、レビューを見た感じでもすぐに割れたといったような書き込みはありませんでした。
ただ配送の段階で割れてしまうことはあるようなので、その時は返品しましょう。
まとめ
とにかく買って良かったです。こんなに簡単に美味しくご飯が炊けるなら、もっと早く買えばよかったと思っています。
炊飯ジャーを使っていた頃は「米炊くの面倒くさい」と思っていたのですが、なぜかこの土鍋だと苦になりません。おそらくですが、作業量に対する見返りが大きいので、すんなり作業に取りかかれるのだと思います。
炊飯用の土鍋、気になっているけど使っていないという方、ぜひ試してみていただきたい!
一人暮らしで、これから自炊を始めようかという方などにも超おすすめです。