ロードバイクのクランクを交換しました。
その際に歯数も50-34Tから52-36Tに替えています。
交換してから500キロは走ったので、感じたこと気になったことなどを。
クランクの歯数を替えた理由
そもそもなぜクランクの歯数を52-36Tに変えたかというと、特に理由があったわけではありません。クランク長を165ミリに替えるので、ついでに歯数も替えてみるかといったぐらいの気持ちでした。
歯数を変えることでどのような影響があるのか、ある程度調べたつもりでいましたが、今思えば安易でした。
おそらくせっかくクランク替えるんだから歯数も使ったことのないものに替えてみたい、そんな気持ちだったと思います。
歯数を変えて感じたこと
通常使うギアの位置が変わる
クランクを替えてみてまず初めに思ったのは、主に使用するギアの位置が変わったということ。
以前はスプロケットの真ん中付近を使っていましたが、交換後は内寄りやや大きめのギアを使うようになりました。
ギア2枚分ぐらい変わった感覚です。
クランク長が同じであればそこまでの変化は無かったのかもしれませんが、同時にクランク長も5ミリ短くしてしまったので、予想以上に変化がありました。
ちょっとした坂道でアウターがギリギリです。
平地でも向かい風の強い時などは、フロントをインナーにしています。
インナーだけでスピードが
クランク長を165ミリにしたせいなのか、最近ケイデンスがやや高めの走り方になってきました。そうするとインナーだけでけっこうなスピードが出ます。
11-25Tのスプロケットを付けているのですが、フロントインナー、リア11Tでケイデンス90だと37キロぐらいまでカバーできてしまいます。
30キロそこそこで平地ばかり走っている私にはインナーさえあれば問題なしとも言えそうです。
52-36Tに必要なスピード
クランクを52-36Tに替えることでどのぐらいの変化があるのか、いろいろと調べてみました。
ケイデンスを90で回した場合23T・25T ともに必要な速度は1キロほどしか変わらないようです。思ったよりも小さな変化です。
ただケイデンスが90で11-25Tのスプロケットの場合、中心付近のギアを使うには35キロから40キロぐらいの巡航速度が必要です。
5キロから10キロ足りません。
私などが買うべきクランクではなかったのかもしれません。
対策
今後このクランクを使っていく上で、自分に合わせるための対策としてはやはりスプロケットの歯数を変えることかと思います。
すぐにでも28Tまであるものに替えようかとも思ったのですが、私は10速のコンポに11速用のクランクを付けています。
後の11速化を見据えてのことなのですが、今さら10速用のスプロケをわざわざ購入するのもあまり気が進みません。
どうせならコンポを全て11速に替えてしまおう。そう思いながらすでに2ヶ月ぐらい経過しています。
今後について
最初はスプロケットを替えないとどうにもならないと思っていたのですが、意外と慣れるものです。最近はあまり気にならなくなってきました。
ロードバイクに乗り始めて6ヶ月、まだまだ伸びしろはあるはずです。
今後重いギアが踏めるようになってきたりするかもしれません。
と、楽観的に考えるのもありだとは思いますが、現実的にはやはり11速化してスプロケもやや大きいものに替える。これが現実的な選択肢かと思います。
11速化してギアの数が増えることで余裕も生まれるでしょう。
STIだけオークションで買おうかと思っているのですが、ボーナス時期のせいか最近値段が高い。もう少し様子を見るのが賢い選択かもしれません。
11速化する際にはまた記事にしたいと思います。