最近ホイールの購入を検討中です。なんとなくの予算は5万円。
5万円ではそれほど大したホイールが買えないことは理解しています。
しかしレースに出る気もないのに、ホイールに10万20万などという金額を出すほど私はお金持ちではありません。
趣味で乗るなら5万円ぐらいのホイールで十分なんじゃないか、という気持ちもあります。
予算5万円でどのようなホイールが買えるのか?いろいろと調べました。
ホイール選びのポイント
まず私がホイールを選ぶにあたって重視するポイントについてです。
候補に挙がるホイールというのは、その人の趣向や使用目的によってかなり変わってくると思います。
私のホイール選びのポイントは以下の4点。
平地しか走らない
アップダウンなどとは縁のない土地に住んでまして、ほぼ平地巡航しかしません。
今のところ輪行や車で遠征という予定もありません。もちろんレースに出る予定もありません。
ですので重量はそこまで気にしなくても良いかなと思っています。
見た目はとても重要
せっかくホイールを買うわけですから、出来れば見た目もグレードアップしたい。
最近のホイールはマットブラック系の地味な見た目が流行りのようですが、私はあまり好きではありません。
性能が良くてもあまりに地味なホイールは候補から外れます。
ラチェット音必須
ラチェット音に関しては好みの分かれるところかと思いますが、私は鳴らしたい派です。
ただしあまり爆音すぎないほうが好みではあります。
23Cより25C
最近はずっとワイドリムに25Cタイヤという組み合わせで乗っています。
25Cタイヤの乗り心地の良さに慣れてしまっているので、今さら23Cに戻そうという気はあまりありません。
当然ワイドリムのホイールのほうが有力な候補となります。
候補に挙がっているホイール
ALEXRIMS ALX473EVO
まず最初の候補がこちらのホイール。
重量1400gなのに5万円未満、コスパ最強と言われたアルミホイール、ALX473の後継モデルALEXRIMS ALX473EVOです。
EVOになって60gほど重量が増したようですが、それでも1460gです。定価が47,000円(税別)で、執筆時の最安値が43,200円(総額)と思われます。⇒yahoo!ショッピング
重量が60g増えていますが、重量が増したのはハブの部分だけとのこと。重量増のデメリットはほとんどないと思われます。
ハブの改良によって横剛性がアップしているようですし、ハブの回転も良くなっているとのこと。さらにラチェット音が安っぽいと言われていたのですが、その点も改善されているようです。
EVOになる前の段階でまずまずの評価をされていたようなので、さらに改良されているとなると気になります。
ALEXRIMSという名の知れたリムメーカーが作っているホイールですし、リムハイトが30mmで見た目もまずまず悪くはありません。
重量はそれほど気にしないと言いつつ、この値段で1460gと言われると心惹かれます。
アイカン カーボンホイール
2つ目がちょっと話題のアイカンのカーボンホイールです。
台湾製のカーボンクリンチャーホイールで、Amazonで購入が可能です。
リムの幅や高さ、ハブとスポークの種類が選択可能で、ある程度カスタマイズも可能です。
価格が5万円前後ですが、この値段でカーボンホイールが買えるというのは魅力的。
しかし台湾製で、一流メーカーのカーボンホイールと比べると値段がかなり安い。どうしても品質に問題はないのか?という点が気になります。
中華カーボンなんて言われたりもしますが、以前の中華カーボンと言われていた物などとは一線を画す商品だとは思います。
すぐにフレが出たりとかリムの処理が雑だなどといった事はないようです。ハブやスポークなどはそれなりのメーカーの物ですので、その部分は信用できます。Amazonで購入できるというのも安心感が増す点です。
カーボンディープリム・・・試してみたい気もします。
MAVIC キシリウムエリート UST
3つ目がMAVICのキシリウムエリートUSTです。
新型チューブレス、UST技術採用でかなり話題のホイールです。
今までのチューブレスとは違いかなりメンテナンス性が向上しているようです。タイヤの装着が格段に楽になっているようですし、出先でエアーが抜けてしまったら携帯ポンプで空気を入れることが可能とのこと。
重量が1490g、チューブレスですから乗り心地も良いでしょうし、転がり抵抗も軽減されるようです。
さらに以前のモデルと比べると値段もかなり下がってまして、定価が85,000円(税別)で、サイクリング・エクスプレスだと54,999円で売っています。(2017年11月現在)
中華カーボンと言われる物に5万円出すなら、こちらの方が明らかに賢い選択な気もします。
パット見がやや地味ではありますが、4Dリムがオシャレ感を醸し出していますし、いろいろな状況下で力を発揮してくれるホイールでしょう。
一度はMAVICのホイールを使ってみたいという気持ちもあります。
Campagnolo Zonda
4つ目が、この価格帯ではド定番と思われるCampagnoloのZondaです。
これ買っとけば間違いないだろうというホイールです。
重量が1596g。G3組みのスポークもカッコイイですし、乗り心地も良いようです。
細かい部分もしっかりしてますし、多くの人が良いというわけですから良いホイールなのでしょう。
ただ人気のある分だけ被りやすいホイールでもあります。ワイドリムになって見た目が地味になったのも私は気になる点です。
それでもwiggleで40,000円ちょっとで購入可能なので、初めてのホイール交換などという方にはやはりオススメなホイールかと思います。
Fulcrum Racin3
最後はFulcrumのレーシング3です。
こちらもこの価格帯では定番と言えるホイールで、Zondaとよく比較されるホイールです。
重量が1550g。Zondaと比べるとやや乗り心地が硬めなんて言われたりもしますが、走りに関しては問題のないホイールでしょう。
基本的に私はフルクラムのホイールは好きです。ただレーシング3に関しては、リム幅がC15なこととカラーリングがどうも不満です。
良いホイールだとは思いますが、今回は上位候補ではありません。
まとめ
正直とても迷っています。
軽さに釣られてALX473EVOにするのか、気になっているMAVICを買ってみるのか、それともちょっとギャンブルしてカーボンディープリムを試してみるのか。
もしくは多くの人が勧めるであろうZondaを選ぶのか。迷います。
やはり平地巡航しかしないというところがポイントでして。直線ばかりですし、コーナーが苦手なホイールでもあまり影響がない気がします。
漕ぎ出しの軽さや加速の良さよりも、巡航速度がアップしてくれることのほうが結果的に満足のいく選択になるような気もしています。
そのためにはどのホイールを選ぶべきなのか。もう少しじっくり考えてみようと思います。
購入しましたらまたご報告します。