仏式バルブの空気入れの場合、あまり安い物を買うと非常に苦労することがあります。
私が初めて買った仏式の空気入れは1,000円程の安物でした。毎回何度もヘッドを付け直し、かなり苦労していました。
なんとなく空気入れを買い替えたところ、あまりの楽さにあきれるほどでした。
その後いくつか空気入れを使用しましたが、一番使いやすいと思ったのがこの空気入れです。
PWT FP01
PWTとは
私がオススメするのは、PWTのFP01という空気入れです。
PWTと言われると、海外のメーカーと思うかもしれませんが、日本のメーカーです。
東京都町田市にある会社で、工場から直販することでリーズブルな価格を実現しているとのこと。
この会社のほかの工具も使ったことがありますが、なかなかしっかりしています。価格も安めで、私は信頼しているメーカーです。
PWT FP01の良い点
バルブへの着脱が楽
この空気入れの良い点ですが、バルブへの着脱がとにかく楽という点です。
着脱する際にエアー漏れがほとんどありません。
口金をバルブに挿しただけの段階でほぼ固定されて、エアー漏れをしません。片手で固定できそうなぐらいです。
仏式バルブの場合、バルブへの着脱が楽かどうか、ここが大きなポイントになると思います。安物の空気入れだとエアー漏れをしまくります。
英式・仏式切り替えいらず
英式・仏式がヘッドの交換なしで使用できます。
ママチャリとロードバイクなど、両方に使いたい場合に地味に楽。
必要な機能はほぼ十分
ゲージは2.5インチで見やすいですし、160psiまで対応しています。
barとpsi、両方の目盛りがあるのも便利な点です。
私はバルブを切り替えて車のタイヤの空気入れにも使用しています。
ポンプする回数は多いですが、わりと簡単に入ります。
バルブヘッドの切り替えが楽
英式・仏式・米式のバルブがひとつになっていて、ネジ式で簡単に切り替えられます。
バルブを無くすこともないでしょう。
まとめ
この空気入れの良い点は、ヘッド部分の出来の良さにあると思います。金属製でとてもしっかり感があります。
実売価格が3,000円弱ぐらいですが、この値段で金属製のしっかりしたヘッドが付いているのは評価できる点だと思います。
仏式の空気入れの定番としては、Panaracerの空気入れが挙げられると思います。私も使ったことがありますが、私はPWTのほうが高評価でした。
差を感じた部分としては、ヘッドを着脱する際のエアー漏れの少なさと、ポンプする際の静かさの2点です。
値段はPanaracerのほうが数百円ほど安いですが、その程度の差なら私はPWTを選びます。使い始めて1年半ほど経ちますが、今のところ問題も起きていません。
金額を上げれば使いやすい空気入れは他にもあると思います。
ただ自転車の空気入れの相場としては3,000円以下ぐらいが妥当な金額なのではないかと私は思います。
その価格帯であればPWT FP01おすすめです。