先日3,000円でケイデンスまで計測可能なsuaoki製サイクルコンピューターを購入しました。
それほどケイデンスに興味がなかったので、ケイデンスセンサーの付いたサイコンを1万円出してわざわざ買おうという気持ちがなかったのですが、3,000円もしないということで試しに買ってみました。
値段が安いのでちゃんと反応するのか不安でしたが、今のところ問題なさそうです。数値が3刻みだったりするんじゃないかとか思ったのですが、そんな事もなさそうです。
わりと正確に計測している感じです。
ケイデンス実測
さて、実際にケイデンスを計ってみての結果です。
普段よく走るコースで20kmほど止まらずに走れる場所があります。短い距離だと意味が無いかなと思ったので、そこで計ってみました。
20kmだいたい同じペースで走ってみて、ケイデンスが90から95といったところです。
途中ペースが落ちてケイデンスが下がった区間もありますが、ケイデンスを90から95ぐらいで維持している時が一番順調でした。100を超えて105ぐらいになると変速したくなる感じです。
正直思っていたよりも高い数値でした。
ケイデンスは90が目安という話は聞いたことがあったのですが、自分はそれよりも低いものだと思っていました。
サイクリングロードをよく走るので、自分よりも速いペースでクランクを回している人にもわりと出会います。その人達が90ぐらいなのかなと思っていたのですが、その人達はもっと高い数値ということなのでしょう。
ケイデンスの数値を考える
基本的な私の考え方ですが、私はあまり型にはまった考え方というのは好きではありません。初心者なら誰でもケイデンス90が最適だ、などという言葉は信じる気になりません。
いろいろな要素によって変わってくるものだと思いますし、巡航速度が違えば最適なケイデンスも変わってくるのではないかと思っています。
30km/hにも届かないような速度で、かなり高速でクランクを回している人を見かけますが、私にはあれが効率的には見えません。ハイケイデンスが流行りのようですが、それはある程度の巡航速度があった上での話のように思います。
私もロードバイクに乗り始めた頃はケイデンスについていろいろと調べました。ただいろいろな意見がありすぎて、どれが正しいのか判断できませんでした。意見が割れるということは、人それぞれ違うのかなと思い、それ以来あまりケイデンスを気にせずに走るようにしています。
マラソンでもピッチ走法の人もいればストライド走法の人もいるわけですし、ロードバイクも人によって最適なケイデンスは違うのではないでしょうか。
とくに初心者の場合はケイデンスを気にするよりも、体を鍛えたりペダリングの上達を心がけたりするほうが重要なのではと私は思っています。
今後について
今回ケイデンスを計測してみて、やや意外な数値でした。
この数値がどうなのかと考えると、脚力がもう少しあればケイデンスの数値ももう少し下がってくるのかと思います。
半年走ってきてそれなりに自分のペースと言いますか、走り方が出来つつあるように思っています。そろそろケイデンスを意識して走るのも良いのかもしれません。
今後はケイデンスも少し意識しつつ、どうすればスピードアップが出来るのか。
そのあたりを意識しながら走るようにしてみようと思います。