先日、河川敷のサイクリングロードを走っていた時のことです。
信号が無く道路を横断するポイントがあるのですが、そこにかなり年配の5人ぐらいの自転車乗りの集団が横断待ちをしていました。
50代から60代ぐらいでしょうか。ヘルメットは被っていましたが、いかにも趣味でゆっくり走ってますといった感じの方たちです。
しばらく待っていると、私の後ろに若めの男性がもうひとり。
程なくして道路を横断しまして、しばらく道が狭いので「おじさん達をどこで抜こうかな?」と考えていたのですが、すると後ろにいたTREKに乗ったお兄さんが、中央を強引に抜いていきました。
感じ悪かったですねぇ。「どけどけーい!!」といった感じです。
私もしばらくしておじさん達を抜きまして、その後しばらく走っていたのですが、困ったことにTREK君のペースが上がりません。だんだんと近づいてきます。
しょうがないので抜いていくかなと思ったのですが、後ろをいいペースでついて来る2人組の気配を感じていたので、先に行かせることにしました。
ガチ勢っぽい2人組かなと思っていたのですが、私を抜いていったのは先程のおじさん集団のうちの2人でした。
やや追い風気味だったとはいえ、32~33km/hぐらいのペースです。
1人はヘルメット付けてクロモリっぽい感じのロードバイクでしたが、もうひとりは変速はできるけどクロスバイクとも言えなそうなぐらいの自転車でした。
ビンディングシューズも履いていません。フォームもぎこちない感じです。
ただなかなかいいペースです。
おじさん2人は難なくTREK君を追い抜きました。
じゃあ私も抜いていくかと思ったのですが、急にペースを上げるTREK君。ぴったり2人について思いっきり風除けに使ってます。
たまにいますよね、そういう人。
私は10メートルから20メートルほど間隔を空けて追走することにしました。
5km10kmと走っても、おじさんふたりは相変わらずいいペースです。後ろから見てわかったのですが「この二人相当乗ってるな」という事がビシビシ伝わってきます。
ビンディングシューズを履いていないせいもあってか、異常なほどに発達したふくらはぎ。これでもかというほど焼け焦げた肌。
会話は一切ないのですが、呼吸がピッタリ合っている感じでした。
ちなみにTREK君は3km程で脱落していきました。
私も最初は余裕あったのですが、だんだん余裕なくなってきました。
そういえば最近、疲れてくるとすぐペースを緩めちゃってたなと。
反省点です。
その後、自宅方向へは橋を渡らなければいけないので別れましたが、おじさん達はまだまだいいペースで走っていったものと思われます。
ここ最近、距離に関してはかなり長い距離を走れるようになっていましたが、速度を維持したまま走るという点が少し疎かになっていました。
短い距離なら誰でも速く走れるわけで、長い距離を維持できてこそですよね。
おじさん2人に思い出させてもらいました。
今後はペースの維持も心がけて走ろうと思います。