メンテナンス

ド素人が自分でコンポ交換 苦戦したポイントまとめ〈ロードバイク〉

メンテナンス

ケーブル交換すらしたことないド素人ですが、コンポ交換やってみました。なんとか終わりましたが、かなり苦労しました。

わかりにくかった所、苦労したポイントをまとめました。

ちなみに、105-5600から105-5800への交換です。クランクは既に5800にしてあるので、今回は交換しません。ブレーキは5600のまま流用します。

必要工具

必要工具とその他必要なものなどは別ページでまとめました。

ロードバイクのコンポ交換に必要な工具一覧 
先日コンポ交換をしまして、その時に使った工具やそのほかに必要と思う物をまとめてみました。 コンポ交換に必要な工具 スプロケット取り付け/取り外し工具 正式にはスプロケットリムーバー、フリーホイールチューナーなどと呼びます。 スプロケットを取...

旧コンポ取り外し

まずは付いているコンポの取り外しですが、これはわりとすんなり終わりました。

ド素人が自分でコンポ交換 コンポ取り外し〈ロードバイク〉
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コンポ取り付けの手順

さて問題のコンポの取り付けです。

まずどこから取り付けたらよいのか、かなり迷いました。

いろいろ調べて考えた結果、以下の順序でやりました。

  1. スプロケット交換
  2. リアディレイラー取り付け
  3. フロントディレイラー取り付け
  4. STI取り付け
  5. ブレーキ・シフトワイヤーセット
  6. チェーン取り付け
  7. ディレイラー調整
  8. バーテープ装着
  9. ワイヤーの最終カットとエンドキャップ取り付け

このような順序でやりました。

正しいかどうかはわかりませんが、一応、問題なく終わりました。

クランクとブレーキも交換する場合は、ディレイラー取り付けの前でしょうか。1番最初でもいいでしょうし、どちらにしても早い段階でやる作業かと思います。

コンポ取り付け

1.スプロケット交換

スプロケットの交換は、何度かやっているので問題なく終わりました。

11速ホイールに11速のスプロケットなので、スペーサーも必要なしです。

2.リアディレイラー取り付け

リアディレイラーの取り付けもそれほど問題なく終わりました。

取り付けのポイントとしては下の写真のところでしょうか。

フレームを逆さにして内側から見た画像です。

Bテンションアジャストボルトというらしいのですが、このボルトがフォークエンドの爪の部分に画像のような位置関係になるように取り付けます。

あとは指定トルクで固定するだけです。

3.フロントディレイラー取り付け

フロントディレイラーは以前にほかの自転車でClarisを何度も調整したことがあったので、わりとスムーズにいきました。

ただボトルケージ用のボルトの穴の関係でクランクとの隙間が想定よりも広めになりました。

ここまでしか下がりません。

隙間を測ってみたら3ミリぐらいだったので、とりあえず良しとして進みました。

4.STI取り付け

STIはハンドルに通して固定するだけなので問題なし。

角度と向きだけ気をつけました。

5.ブレーキワイヤー・シフトワイヤーのセット

ワイヤーは苦労しました。ワイヤーだけで3時間ぐらいはかかったと思います。アウターの長さを決めるのに1時間はかかったでしょうか。

なにせ初めてなもので、思い切って切れません。長めに切って2度3度切り直しといった具合です。

あとキャップがわかりにくかったですね。

どこにどれを付けるのか。かなり迷いました。

シフトワイヤーに付ける先の細いキャップは危うく捨てるところでした。

リアディレイラーのノーズは翌日になって気づきました。

デスク脇の小さいゴミ箱の隅にありました。

説明書はよく読まないといけません。

あとはシフトワイヤーのタイコ位置もよく理解していなかったので、手間取りました。

タイコをしっかり収めずに取り付けしてしまってたので、フロントがシフトチェンジ出来ませんでした。

STIにワイヤーを通しただけの段階で動作テストすると良いかと思います。

6.チェーン取り付け

チェーンの長さの決め方

チェーンの長さですが、説明書によると28T以上は決め方が違うとのこと。

フロントアウターとリアの最大ギアにだけチェーンを通して1周させて、その長さに2リンク加えると適切な長さになるそうです。

2リンクとはこれです。

やってみましたが、プラス1.5リンクぐらいにしかなりません。

すこし短めぐらいなら問題ないようなのでそのまま進みました。

チェーンの裏表

あとはチェーンの裏表でしょうか。

刻印のあるほうが外側です。

コネクティングピンを刺す箇所

それからコネクティングピンを刺す場所も間違えやすいと思います。

私は間違えました。

進行方向に対してアウターリンクの後ろ側の連結部分にコネクティングピンを刺します。

右が進行方向なので、赤丸のほうに刺すのが正解です。そのほうが強度があるそうです。

なのでチェーンを切る時も逆算して切らないといけません。

7.ディレイラー調整

リアディレイラー

リアディレイラーは振り幅を調節しておいたので、リアの変速自体は微調整で済みました。

Bテンションアジャストボルトの調整というのを初めてやったのですが、けっこう寄せて平気なものなんですね。

プーリーとスプロケットを目一杯寄せておきました。

フロントディレイラー

フロントはけっこう手間取りました。

まずワイヤーの取り付けがゆるかったので、付け直しました。ワイヤーを引っ張りながら、ディレイラーがなるべく外側にくるように押さえつつ、六角レンチで固定する。

押さえてくれる人がいると楽なのでしょう。

フロントの調整はまだ完璧ではないのですが、ほどほどでとりあえず満足することにしました。日を改めてまた調整します。

8.バーテープ装着

バーテープの交換は以前にしたことがあって、その時に失敗したので今回はスムーズに終わりました。

私の巻き方なんですが、巻き始めの部分がどうも苦手なので、エンドキャップをすぐに付けるようにしています。

あと問題はSTIのところでしょう。

最後のところ、上を回したくなるのは私だけでしょうか。

9.ワイヤーの最終カットとエンドキャップ取り付け

ワイヤーの加工ですが、出来れば軽く試走をしてみてからのほうが良いかと思います。

バーテープ装着の前あたりがベストでしょうか。今回は天候が悪いので省略しました。

感想

何とか終わりましたが大変でした。

5~6時間で終わらせて、夕方試走してみようと思っていたのですが、翌日も作業するハメになりました。

それから試走は必要だと思います。後日走ってみたらSTIの位置が少し不満でした。

バーテープを巻いてしまったので、やり直すかは考え中です。

終わってみると、かなり大変でしたがそれなりに楽しかった気もします。

PCの自作とか好きな人には楽しい作業かもしれません。

最後に

私は全くの素人ですので、手順や方法が正しいかはわかりません。

ご自身でコンポ交換をされる際は、メーカーのマニュアルに従い行って頂きますようお願いいたします。

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